ハンドメイドとまっったく関係ないのですが、数年前、博士論文の製本をしたときのメモです。簡易製本ではなく、硬くてちょっと厚めの紺地に金箔表紙の、あのタイプです。業者選びに迷われていたり、予算感を掴みたい方の参考になればと思います。
自分の場合、大学からは特に細かい指定がなかったと思うので、割と自由に業者を選んでいました。いくつか調べた結果、株式会社エルビーエスというところで注文をしました。
気になる額面ですが、こんな感じで製本を注文して63,180円でした。添付ファイルにも書いた通り、ファイル入稿からの印刷&製本です。
納期 | 中7日(2/28に注文して3/8に受取り) |
仕上がり | SP312(濃紺)、角背、金色で箔押し |
部数 | 15部 |
ページ数 | 白黒75ページ、カラー20ページ(ページを指定) |
印刷方法 | 片面 |
添付ファイル | 論文本体PDF、表紙&背表紙のイメージPDF |
支払い方法 | PayPal |
仕上がりは満足でした。チャートやヒートマップを載せたページをカラー印刷にしたのですが、カラーページもキレイな仕上がりでした。外観も、研究室の棚にあった先輩方の製本論文と並べても問題なく溶け込みました。夫が数年前に大学生協で頼んだ製本論文とも並べてみたのですが、ほぼ(完全に?)同じ仕上がりでした。
論文原稿を印刷した紙を持ち込んで製本だけを頼むとより安く仕上がると思うのですが、社会人学生だったので、15部分を印刷する時間取りたくないなとか印刷機を占有するの申し訳ないなとか、あと何よりも紙をキレイな状態で運搬できる自信がなかったので、全部頼んでしまいました。
製本代も決して安くはないんですが、当時、修了も決まって公聴会が終わって(転職先も決まって)あとは晴れて修了式(と有休消化)を残すのみ!ここまで長かった!という思いでいっぱいだったので、6〜7万の支払いなんて何も感じませんでした。支払いをした感覚すらなかったかも。。
論文製本が見えてきた方、ここまで大変お疲れさまです、あとちょっとでしょうかね。製本が見えてこない方も、製本論文を手に取る姿を妄想して頑張ってください。ついでに、こちらのサイトで紹介しているハンドメイド作品も見ていってください!