私がベビーグッズを作るにあたり使った本の紹介と感想です。縫い物編です。
まず、ベビーグッズを作ろう!と決意して、こちらの2冊を用意しました。以降、それぞれ「ナチュラル素材本」「やさしい素材本」と呼ぶことにします。
ナチュラル素材本は、50〜80cmの赤ちゃん服(対象は新生児から1才前後?)とスタイなどの赤ちゃん小物の作り方が載っています。実物大の型紙がついています。
やさしい素材本も、対象月齢はナチュラル素材本と同じくらいの赤ちゃん服と赤ちゃん小物の作り方のほか、母子手帳ケースや授乳キャミソールといった、ママ向けグッズの作り方も載っています。型紙は小冊子になっていて、150〜200%くらい拡大コピーして使うようになっています。
張り切って2冊用意したものの、使ったのはほとんどナチュラル素材本でした。赤ちゃん服と小物のバリエーションがかなり被っていたのと、いざ作ろうと思っても、型紙コピーが面倒になってしまいました。ママ向けグッズも余裕があれば作れるかな、と思ったのですが、赤ちゃん服と赤ちゃん小物の方が作っても着せても楽しかったし、そもそも余裕なんてありませんでした。
ナチュラル素材本の感想ですが、スタンダードな赤ちゃん服と赤ちゃん小物一式を作るならば、この1冊でカバーできると思います。出版が2006年とかなり昔ですが、赤ちゃんグッズにあまり流行り廃りがないからなのか、出来上がる作品は全く古臭さを感じないです。一方で、写真解説がなく、作り方の説明がざっくりしている箇所があるため、全くの初心者の方には不向きかも知れないです。なお、タイトルの通り、この本は手縫いで作ることが前提になっています。私の場合、自宅に義祖母の形見のミシンがあったため、ミシン縫いでもできる箇所は時短のためミシン縫いにしていました。総手縫いでも作れるは作れるのですが、ミシンを使う方が絶対良いと思います。短肌着くらいならばまだ許せると思うのですが、例えばカバーオールは手順も多いので、気力維持の為にもミシンかけて済むところは極力ミシンが良いです。。
やさしい素材本の感想ですが、広いテーブルに実物大型紙をババっと広げられない場合なんかは、必要ページだけ型紙を拡大コピーして使うスタイルもアリかなと思いました。手順も複雑なものが少なく、ナチュラル素材本よりは作りやすい雰囲気です。ただ、こちらも写真解説はないので、本を見て何か布モノ作品を作ったことがある方が取り組みやすいと思います。